pimapy’s diary

2020年生まれ、CHARGE症候群のぴまちゃんと過ごす日常。重度難聴のため補聴器の練習中。

搾乳~子供の栄養を届けよう~

前回までで、一番辛かった生後2週間の記事は終わりです。

これからは第二章ということで、退院までの日々を書いていきます。

 

子供は一旦今できる手術を終え、あとは体力と、自宅で生活できる環境が整えば退院できます。それまでにやることとして一番大切なこと、それは「搾乳」です。

 

自動の搾乳機を買い(手動にしなくて本当に良かった)、3時間おきに搾乳し、フリーザーパックに保存する。昼も夜も関係なく。これが非常に大変そうでした。 

 

冷凍した母乳を、1週間に1,2回、NICUに届けます。最初の哺乳はたったの5㏄からスタートしました。しかも、胃ろうから注入。母乳の量は大体1回100㏄~130㏄くらいです。食だけには困らないようにと、新鮮な母乳をとにかくたくさんNICUにストックしていきました。おかげでミルクを飲む量も増え、2カ月間の生活の中でストックが切れたことはありませんでした。遠いNICUにいる娘に対し、しっかり親の責任を果たした妻には感謝です。退院時には、1回の哺乳で約70㏄を飲むことができるように成長しました。

 

使ったものはこちらです。「ぶいーん」「ぶいーん」という音が常に鳴っていたので、この音を聞くと、NICUに入院していたころの記憶を思い出します。