pimapy’s diary

2020年生まれ、CHARGE症候群のぴまちゃんと過ごす日常。重度難聴のため補聴器の練習中。

出産当日のこと~おめでとうとかご対面とか普通のタイミングでないやつ~

出産前日。妻に投与していた昼に張り止めの薬をとめました。すると、その日のうちに、陣痛アプリの通知が来ました。最初は感覚が2時間程度でしたが、夕方、残業時間になると、その間隔は20分おきになります。妻の両親にも連絡しました。今日は急遽、妻の実家に泊まることになりました。

 

寝る準備を済ませて、ベッドに横になると、すぐに病院から電話がきました。妻の父の車にのり、病院へ行きました。もちろんコロナ禍なので、夫だけ特別に、立ち合いのみ病院に入ることを許されました。

 

分娩室に行くのは時間がかかりませんでしたが、分娩には時間がかかり、最後は吸引分娩で出産しました。性別の発表や「おめでとうございます。」の言葉もないままに、すぐ横のベッドで蘇生がはじまりました。泣き声は全くありません。医師と看護師の雰囲気で分かりましたが、おそらく危険な状態。とにかく出産が終わったのはよかったと思いました。その後、赤ちゃんは別室に連れていかれました。

 

2時間ほどすると、看護師さんが来て状態を教えてくれました。低血糖で元気がなく、ミルクを飲んでも吐いてしまう。原因はわからないが、全身の状態を検査した方がよいため、大きな病院へ救急搬送されるとのことでした。とりあえず命は助かってよかったです。

 

妻とはここで別れて、私は救急車に乗りました。出産直前に引っ越しをした影響で、保険証や病院の手続きをした紙の住所が現住所と違い、何枚もの書類の住所を直さなければなりませんでした。搬送するまでこんなに時間がかかるとは知りませんでした。そして、さっき初めて出会った我が子と一緒にドライブ。全く動かないし、小さいし、保育器の中に入っているので不安しかないです。大丈夫なのでしょうか。心臓はずっとドキドキしていました。ここから、出産前には全く想像していない方向へと進んでいきます。