pimapy’s diary

2020年生まれ、CHARGE症候群のぴまちゃんと過ごす日常。重度難聴のため補聴器の練習中。

事態急変~突然の動脈管開存症手術が決定~

その日は突然にやってきました。前回は2回目の食道閉鎖根治術が終わり、ほっと一息といったところでした。前回の話はこちら。

 

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職場は土日を含んで5日程度お休みしました。久しぶりに職場復帰すると、みんな気を使ってくれました。赤ちゃんが産まれたことは、喜ばしいことなのだが、手放しで喜べないことは察してくれました。軽くお祝いのメモと飲み物だけ机の上に残してくれた同僚もいました。「どう?」と言われた時にどのように反応すればよいかわからないので、皆さんが気を使ってくれたので本当に助かった。とにかく人の心配をしているメンタルではなく、仕事にならないと思いました。こういうときは肉体が大丈夫でも、職場は休んだ方がよいと学びました。

 

職場復帰2日目、昼時に事態は急変します。妻から連絡があり、朝から自発呼吸が難しくなって、人工呼吸器に切り替えとりあえず落ち着いているとのことでした。仕事をすべて丸投げして、病院に向かいました。職場の皆さんは快く引き受けてくれました。本当に感謝です。

 

病院に着いて、明日手術をする予定であることと、その説明を受けました。呼吸が難しくなったのは、動脈管開存症による肺うっ血が悪化したからです。肺がパンパンになっているとのことで、早く手術をしないといけないらしいです。動脈管が開いたままなので、それを外科的治療でふさぎます。クリッピング術という方法を使うこととなりました。大変な状況の中、幸運なことが1つ。つい半年前に、赴任して来たクリッピング術の上手な心臓外科医の方が担当してくれることになりました。つい先日も素早く手術を終わらせた実績もあるそうです。その先生にお任せするしかない。ただただ信じてお任せしました。例のごとく書類に署名をしました。これが最後の手術。これですべて大丈夫。ただただ祈るだけでした。