pimapy’s diary

2020年生まれ、CHARGE症候群のぴまちゃんと過ごす日常。重度難聴のため補聴器の練習中。

NICUの看護師さんとお医者さん~両親のケアをしてくれました~

前回NICUの看護師さんが温かくぴまちゃんのお世話をしてくれたという話を書きました。

pimapycharge.hatenablog.com

ぴまちゃんはすっかり看護師さんに慣れ、両親がいなくてもぐずることなく(当たり前)、毎日平穏に過ごすことができました。看護師さんだけでなくお医者様もですが、ぴまちゃんのお世話だけに終わらないのが本当にすごいです。実は私たち両親もケアしてくれました。

 

NICUに来る親の中で、我が子のことを全く不安に思わない親はいないと思います。何か病気があったり、未熟児であったり、それぞれの事情があってくる親の気持ちを、看護師さんはよくわかってくれています。病気がたくさんあったり、手術を控えてたりしても、決して不安になるようなことは言わず、「すごく頑張っていたんですよ」とか、「一生懸命ミルクを飲んでいますよ」とか、前向きな言葉を教えてくれました。そして何より皆さん笑顔でした。こんなに素晴らしい看護師さんがいるNICUなら、絶対大丈夫だろうと、私たちはいつも安心していました。

 

また、主治医のお医者様はじめ、小児外科や心臓外科の先生方は病状や手術の説明を細かくしてくださいました。手術は私たちもしたことがありません。医学的な知識は全くありません。ですが、書類や図を使いながら、時間の制限なく、丁寧に説明をしてくださり、今どんな状況なのか、手術当日にはどのような手順で手術を行うのかがよく分かりました。

 

今までお医者様といえば、皮膚科や歯医者、内科などでお世話になってきましたが、診察時間は1,2分程度で、すぐに病状を判断し、診察が終わるというのが普通だと思います。町医者であればそれが当たり前なので、こんなにも間近でお医者様とたくさん話ができたのは良い経験になりました。そして、その話し方や態度から、患者に寄り添う心を感じました。お医者さんは頭が良くて、忙しくて、エリートなだけでなく、人間力も高い方ばかりでした。こんなに安心できる環境なので、この病院で本当に良かったと思いました。